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今日の木:アラカシとシラカシ

奈良公園にはカシの木がたくさんあります。最も多いのは先に紹介したイチイガシですが、次にはシラカシとアラカシが多くあります。奈良県で最も身近なカシの木と言えばこの2種類でしょう。このうちアラカシ(写真1)は平坦部の山や神社に最も普通に見られるカシの木です。 シラカシ(写真2)は家の庭や公園の生け垣によく植えられています。この2種類は近い仲間なので見分けるのが少し難しいです。ドングリもよく似ています。
殻斗(かくと)と呼ばれるドングリの帽子がともに横縞です。違いはアラカシは殻斗を浅くかぶり(写真3)、シラカシは深くかぶります(写真4)。シラカシの葉は細長く(写真2)、鋸歯と呼ばれる葉の周りにあるギザギザが葉の全体にあります(写真4)。一方、アラカシの葉はシラカシより広く(写真1、3)、鋸歯が葉の先おおよそ3分の2くらいの部分にあります(写真5)。アラカシの鋸歯はとがってギザギザが目立ちます(写真5)が、シラカシの鋸歯は浅く穏やかです(写真2,4)。以上はそれぞれの典型的な形なのですが、これら特徴の中間のものもあり、区別に迷うことも多いです。識別、挑戦してみてください。

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